診療案内

病棟のご案内

婦人科病棟(東病棟7階)

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婦人科の案内

婦人科の対象患者様は、10代からご高齢までの幅広い年齢層です。それぞれの年齢にあわせ、生活観を大切にしながら治療や退院支援の相談支援を行っています。

安心な入院環境

婦人科は平成22年9月に新設した東病棟7階にあります。7階全体がレディースセンターと呼ぶ女性だけの病棟です。この階には婦人科38床以外に、乳腺・内分泌外科、西病棟に周産期母子センターがあります。
看護スタッフは、看護師長1名、副看護師長2名を含む、看護師合計27名で患者様とご家族へのケア提供を行っています。病室は熊本の市街を静かに眺望できるシャワー(もしくはバスタブ)、温水トイレ、DVD視聴付きテレビ、冷蔵庫を完備した個室があります。また、大部屋と個室の中間となる準個室が好評です。

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安心な治療

入院されましたら、担当医師が患者様およびご家族へ治療方針についてご説明し、ご質問にお答えします。同時に、お部屋、更衣、洗濯、院内での買い物などのご説明をします。
なお、治療の流れと食事やお薬のタイミングを1日ごとに示した一覧表(クリニカルパスと呼びます)をお渡しし、担当看護師が分かりやすくご説明しながらいつでもご相談にのる体制を整えております。

治療に応じた看護

婦人科では、がん疾患治療が多く、熊本県のがん拠点病院として、手術療法、化学療法、放射線療法などを行っています。

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手術療法:

例えば、広汎性子宮全摘術を受けられた患者様には、手術後の排尿コントロール方法についてパンフレットを用いて排泄への機能回復と不安軽減ができるように関わっています。
また、足のむくみに対しては、右記や下記の写真のように退院前からセルフリンパマッサージ方法をビデオ鑑賞と独自で作成した冊子を用いて患者様に集団指導しています。

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化学療法:

担当医、病棟担当薬剤師、看護師が連携して治療が受けられる体制を整えています。

放射線療法:

どうしても現れる副作用に応じ薬剤などで症状を和らげながら治療を継続できるようにしています。

退院支援

治療を行ううえで、患者様とご家族が納得して臨めるように、説明と同意が行われる場にも看護師が積極的に参加しています。
患者様が今後の治療経過や退院後の生活の質を保つために、患者様の声を大切に受け入れながら、安心して継続した医療が受けられるように、地域医療連携センターを通しての他医療機関と連携しています。
必要に応じ、訪問看護・ホームドクター・ヘルパー等の支援制度を説明し、患者様が安心して退院後の日常生活が送れるようにしています。
特に卵巣がんについては、「私のカルテ」熊本県がん診療連携パスを用い、術前・術後・回復・生活のすべてを複数医療機関を横断して支える活動を行っています。
詳細はここを[http://www.kuh.kumamoto-u.ac.jp/cmc/cancer/critical_1.html]参照。

総合周産期母子医療センター(西病棟7階)

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総合周産期母子医療センター

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平成23年3月に熊本県の承認を受けて総合周産期母子医療センターとして開始しました。
現在、個室5床、準個室4床、母児同室ベッド4床、一般病室8床、MFICU6床があります。分娩室2部屋の他、分娩待機室や、生殖補助医療に使用する採卵室・培養室などの施設を有し、分娩の他に羊水検査や体外受精胚移植術を行っています。
当センターでは患者様の希望を取り入れながら、プライマリーナースと患者様が一緒に看護計画を立て、安全で快適な入院生活を送り、安心して退院していただけることを目指しています。

看護スタッフは、看護師長が1名、副看護師長が5名、助産師31名、すべて助産師で元気で明るい雰囲気の病棟です。

優しいお産法

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当センターでは、お母さんと赤ちゃんにとって優しいお産法であるソフロロジー式分娩や、カンガルーケア、母児同室を取り入れ、分娩時より健やかな母児関係を築き、育児習得できるよう妊娠中から産後まで助産師がお手伝いいたします。

生まれてきた赤ちゃんが、安心して新しい環境に適応するためには、お産直後からの母児同室を勧めています。お母さんの体調に合わせて柔軟に母児同室を行い、授乳や育児技術への援助を行っていきます。

入院中は、赤ちゃんとのいい関係を築き、自信を持って退院していただけるように助産師がサポートします。また、退院後も乳房トラブルや育児の相談など24時間体制で相談をお受けいたします。

心のケアと助産師外来

助産師による助産師外来も開設しており、妊娠中のお母さんの思いや悩みを聞きながら楽しいマタニティーライフが過ごせるように援助しています。

また、産後のお母さん方の心のケアも助産師外来で行っています。
何でも気軽に相談できるので、一人で悩みを抱え込まずに、助産師に何でもご相談下さい。

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産科外来・母親学級のご案内

当院の産科外来では、妊娠および分娩に関する知識を深めていただき同じような妊娠週数の妊婦さんがお互いに交流を深めていただくために、母親学級を行っています。
各課、どれも夫婦そろって参加することができます。マタニティーライフをご夫婦一緒に過ごすためにも、ぜひたくさんのご参加をお待ちしております。

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<母親学級の内容>

  • 第1課(火曜日):妊娠中の保健(歯科の先生、栄養士から話があります)
  • 第2課(日曜日):妊娠の経過と母乳栄養
  • 第3課(日曜日):分娩の経過と準備
  • 第4課(日曜日):安産教室(ソフロロジー分娩について)

となっております。各課とも助産師が工夫して行っています。

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