熊本大学大学院生命科学研究部 先端生命医療科学部門 成育再建・移植医療分野 産科婦人科講座 | 熊本大学病院 産科・婦人科

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山元真由子先生
Fertility-sparing surgery for early-stage cervical cancer: A case series study on the efficacy and feasibility of cervical conization followed by pelvic lymphadenectomy
妊孕性温存治療として、子宮頸部円錐切除術後に骨盤リンパ節郭清術を施行した早期の子宮頸癌症例(IA1期からIB1期)における臨床病理学的検討を行いました。その結果、対象症例における生命予後ならびに周産期予後は非常に良好であることが明らかにされました。円錐切除術による組織標本を用いた詳細な病理学的な評価が適切な症例の選択に繋がるものと考えます。


相良昭仁先生
・COVID-19を発症した妊婦は、胎児死亡リスクが2倍以上に上昇する。
・今回、COVID-19軽症例にも関わらず、血小板減少による凝固障害を契機に急速に新生児胎児死亡となった2例を経験した。
・本論文は、新生児胎児死亡に血小板減少が先行することを報告した世界で初めての論文である。